2021.09.27

3Dバックスキャナー®が公益財団法人日本学校保健会推薦用品に決定

 (株)スペースビジョン(代表:佐藤幸男、以下「スペースビジョン」)、(株)日本医療機器開発機構(代表:内田毅彦、以下「JOMDD」)、および日本臓器製薬(株)(代表:小西龍作、以下「日本臓器製薬」)は、JOMDDで製造販売している「3Dバックスキャナー®」(ClassI医療機器)が公益財団法人日本学校保健会により日本学校保健会推薦用品に選ばれましたことをお知らせします。
 3Dバックスキャナー®は人体の背部を撮像し、得られた三次元(3D)画像からモアレ様画像*を生成する医療機器です。主に学校健診の現場に導入され、学校医等が学校保健安全法施行規則で定める「脊柱及び胸郭の疾病及び異常の有無並びに四肢の状態」のうち、脊柱の状態を確認するために従来使用されてきたモアレ縞と同様に1縞で5㎜の高低差で示すことができるモアレ様画像を活用しています。
 3Dバックスキャナー®は、学校健診を実施している(公財)東京都予防医学協会からの相談を受け、慶應義塾大学・名古屋工業大学発ベンチャーであるスペースビジョンがJOMDDと共同開発し、日本臓器製薬を販売業者として2020年2月に販売開始しております。当該医療機器が日本学校保健会推薦用品に採択されたことを受け、関係各社一同、学校保健の現場における当該機器の普及により一層努めて参ります。

■日本学校保健会 推薦状・ロゴ

■「3Dバックスキャナー®」について

販売名:3Dバックスキャナー
医療機器届出番号:13B1X10274000004
「3Dバックスキャナー®」は、LED光源を使用し、被検者背部を3次元(3D)撮影し、背部の対称性を視覚的に描出するために、モアレ様画像へ変換することができます。専用パソコン上にある撮影ボタンを押すだけで撮影ができ、取得した画像情報は撮影場所や個人IDと紐付けることもできます。取り込まれたデータは、2Dのモアレ様画像の他に、3Dの画像情報としても確認することができます。また、専用のキャリーケースに収納することで、学校健診現場で想定される持ち運びも可能です。
*モアレとは、規則正しく分布した線や点などが重なり合ったときに生じる、縞やマダラの模様で、干渉縞とも呼ばれます。3Dバックスキャナー®によって作られるモアレ様画像は下図のような画像です。


3Dバックスキャナー®で撮影したモアレ様画像(健常人)

■公益財団法人日本学校保健会 令和3年度 日本学校保健会推薦用品
https://www.hokenkai.or.jp/suishou/suishou_youhin.html

■製品のご注文や資料請求などの問い合わせ先
JOMDD(株式会社日本医療機器開発機構)
3Dバックスキャナ―問合せ専用窓口
3dbs_info@jomdd.com