「メドテック・イノベーションピッチ」ピッチ登壇者募集開始
医療分野における最先端技術を広く募集
一般社団法人ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン(理事長 岡野栄之、以下 LINK-J)、株式会社日本医療機器開発機構(代表取締役 内田毅彦、以下 JOMDD)、MedVenture Partners 株式会社(代表取締役CEO 島田隆、以下メドベンチャー)、およびUS-Japan Medtech Frontiers(代表Jack Moorman、以下USJMF)は、本日より、下記のピッチイベント登壇者を募集いたします。
医療機器等の医療イノベーションをテーマに開催してきた本ピッチイベントは今年で3年目を迎え、2020年11月13日(金)、LINK-J主催、JOMDD・メドベンチャー・USJMF共催「第3回メドテック・イノベーション シンポジウム&ピッチ(※シンポジウム概要は本リリース後半に記載)」内で開催されます。書類審査に通過した個人およびチームは、このピッチイベントに参加し、日米のメドテック系ベンチャーキャピタリストら審査員達の前でビジネスピッチを行っていただき、優勝チームには賞品が授与されます。
今回は東京と大阪のメイン会場とオンラインでの配信を併用し、従来以上に幅広いオーディエンスの参加を見込んでいます。
登壇者の応募締め切りは9月23日(水)です。詳しい募集要項については次ページ以降をご参照ください。医療機器、デジタルヘルス、医療サービス、その他医療・介護領域におけるテクノロジーに関する新しいアイデア・技術・製品・事業をお持ちの方、ご応募をお待ちしております。
「メドテック・イノベーションピッチ」募集要項
◆登壇者募集スケジュール
◆応募対象:
医療機器、デジタルヘルス、医療サービス、その他医療・介護領域におけるテクノロジーに関するアイデア・技術・製品・事業(特許出願が無いアイデアの状態でも応募可能)を有し、その技術・製品・事業に関するプレゼンが可能な企業、チーム、人物(学生可)
◆審査方法:
・事前審査:最終審査でピッチする登壇者選定のため、書類審査を実施します。結果は後日、応募者全員にご連絡するとともに、書類選考通過者についてはLINK-Jホームページ上でも10月末に発表します。
<申込先・問合せ先>
medpitch2020@jomdd.com(担当:JOMDD高畑)
※応募締め切り:9月23日(水)必着
※技術・事業の概要を上記申込先メールアドレスまでメールにてお送りください。(フォーマットは問いません。応募者略歴、企業概要を明記の上、技術優位性、事業の革新性、知財の有無等に触れながら10ページ以内にまとめてお送りください)
・最終審査:11月13日(金)開催の「第3回メドテック・イノベーション シンポジウム&ピッチ」内のプログラムにおいて、日本語または英語によるピッチ形式で審査員による審査を実施します。結果については当日会場内にて発表します。発表時間5分+質疑応答5分。
・会場:基本的にはピッチ登壇者の方々は全員、大阪会場は使用せず、東京会場でのご登壇をお願いする予定でおりますが、オンライン等に変更になる可能性がございます。詳細は10月に決定の上、登壇者に直接お知らせいたします。
・審査員:日米の医療機器ベンチャーキャピタリストら。詳細については開催概要のピッチ審査員プロフィールをご覧ください。
◆表彰・賞品:
下記の①~②の中から優勝チームが選択
① 米国シリコンバレーのベンチャーキャピタル・インキュベーター・投資家らの訪問を中心とした海外派遣プログラム(シリコンバレーツアー3泊5日)参加のための渡航費(優勝チーム2名分)。(訪問先の例:米国医療機器インキュベーターTriple Ring Technologies、Fogarty Institute、UCSF Rosenman Institute、等。※訪問先は変更となる可能性がございます)
※渡航時期等についてはCOVID-19の状況を見ながら適宜判断いたします。渡航時期に目途が立たないと判断した場合、渡航費に準じた賞金とさせていただく可能性もございます。
② 最大一億円までJOMDDが事業化費用・海外展開支援費用として出資または開発費補助
「第3回メドテック・イノベーション シンポジウム&ピッチ」開催概要
◆概要
日時:2020年11月13日(金)
内容(予定):シンポジウムでは、「医療におけるデジタル化、医療ビッグデータ、テクノロジーにより変容する産業と医療の変革」等について、医療イノベーションの第一線で活躍する研究者等からの講演とパネルディスカッションを予定。ピッチの概要については別紙「「メドテック・イノベーションピッチ」募集要項」をご参照ください。
場所:メイン会場(第一、第二)とサテライト会場、オンライン配信を予定しています。
・第一会場:日本橋ライフサイエンスハブ(〒103-0022 東京都中央区日本橋室町1-5-5 室町ちばぎん三井ビルディング8階(COREDO室町3))
・第二会場:御堂筋三井ビル(〒541-0051 大阪府大阪市中央区備後町4-1-3)
・サテライト会場:日本橋ライフサイエンスビルディング 201大会議室(〒103-0023 東京都中央区日本橋本町2-3-11)
・オンライン会場:オンライン配信・オンライン展示会を予定
※COVID-19の状況次第では全編オンラインでの開催となる可能性がございます。
主催:一般社団法人ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン(LINK-J)
共催:株式会社日本医療機器開発機構(JOMDD)、MedVenture Partners 株式会社、US-Japan Medtech Frontiers(USJMF)
来場予定者:メディア、医療機器産業関係者など(東京と大阪、あわせてオンサイトで150名前後。全世界でオンラインで700名前後を予定)
◆タイムスケジュール(予定):詳細は www.link-j.org に順次掲載予定
13時00分 基調講演
14時00分 休憩
14時10分 講演1~4
15時20分 パネルディスカッション
16時20分 休憩
16時40分 ピッチ
テーマ:「メドテック・イノベーションピッチ」
Startup pitch(5min )+Q&A(5min)×各チーム
審査員:内田毅彦氏(JOMDD代表取締役)、池野文昭氏(メドベンチャー取締役/創業者/チーフメディカルオフィサー)、Kirk Zeller氏(UFJMF)、長谷川宏之氏(三菱UFJキャピタル株式会社執行役員、ライフサイエンス部長)、高宮慎一氏(グロービス・キャピタル・パートナーズ 代表パートナー)
18時15分 名刺交換会
19時15分 終了
※上記セッションと並行して、オンライン展示会を開催予定(ヘルスケア関連企業・団体による事業紹介展示)
◆ピッチ審査員プロフィール:
内田 毅彦 株式会社日本医療機器開発機構 (JOMDD) 代表取締役 CEO
内科・循環器科専門医。ハーバード公衆衛生大学院・ハーバード経営大学院修了。日本人として初めて米国食品医薬局医療機器審査官を務める。外資系医療機器メーカー勤務や米国シリコンバレーで医療機器スタートアップ複数社との協業経験も有し、医療機 器開発のスペシャリスト。現在は医療製品のインキュベーターであるJOMDDの代表として、多くの医療イノベーション事業化に携わっている。厚生労働省や日本医療研究開発機構等、公的機関の審査員や班会議構成員なども多数兼務している。
<主な委員・役職等>
日本医療研究開発機構AMED 革新的先端研究開発支援事業インキュベートタイプ(LEAP)課題評価委員。厚生労働省 医療系ベンチャー振興推進会議構成員、他。
池野 文昭 Stanford Biodesign, Stanford University Program Director (U.S) Japan Biodesign
浜松市出身。医師。自治医科大学卒業後、9年間、僻地医療を含む地域医療に携わり、日本の医療現場の課題、超高齢化地域での医療を体感する。2001年からスタンフォード大学循環器科での研究を開始し、以後、19年間、200社を超える米国医療機器ベンチャーの研究開発、動物実験、臨床試験等に関与する。また、Fox Hollow Technologies, Atheromed, KAI Pharmaceutical, CV Ingenuity等、創業時から関与し、成功したベンチャーも多数ある。ベンチャーのみならず、医療機器大手も含む、同分野での豊富なアドバイザー経験を有し、日米の医療事情に精通している。2013年よりMedVenture Partnersの取締役を務める。
Kirk Zeller Board Member, US Japan Medtech Frontiers
Founder, Silicon Prairie Center
Partner, Nichibei Medtech Advisors, LLC
Board Member, Co-Founder, MedMarket Access, LLC
Kirk Zeller, DBA is a medical device entrepreneur and founder of the Silicon Prairie Center, a unique entrepreneur live and work community which incubates capital efficient start-ups. Kirk’s career as well as his masters and doctorate research have focused on medical device start-ups and Kirk is currently co-founder of several companies including two incubated at the Silicon Prairie Center. Kirk started his career as a heart valve sales rep in Japan and has lived, worked, and studied in the US, Europe, and Asia.
長谷川 宏之 三菱UFJキャピタル株式会社 執行役員
1994年第一製薬㈱(現第一三共㈱)に入社。市販後調査部門に配属し感染症・癌領域を担当。2004年㈱UFJキャピタル(現 三菱UFJキャピタル㈱)に入社。2013年より第一三共との共同でOiDEファンドを活用したアカデミア発研究成果をもとにしたオープンイノベーション事業を実施中。2017年、2019、2020年にそれぞれ組成した三菱UFJライフサイエンス1号ファンド、2号ファンド、MUFGメディカルファンド(3号ファンド)、計300億円による投資活動を推進。現在、カムイファーマ㈱、Chordia Therapeutics㈱、㈱Veritas In Silico、㈱ガイアバイオメディシン社外取締役、京都大学大学院医学研究科「医学領域」産学連携推進機構・産学連携フェロー。
高宮 慎一 グロービス・キャピタル・パートナーズ 代表パートナー
コンシューマ、ヘルスケア領域の投資を担当。2018年『Forbes 日本で最も影響力のあるベンチャー投資家ランキング1位』。東京大学経済学部卒、ハーバード経営大学院MBA。
実績は、IPOにアイスタイル、オークファン、カヤック、ピクスタ、メルカリ、ランサーズ、M&Aにしまうまプリントシステム、ナナピ、アクティブな投資先にビーバー、タイマーズ、クービック、リブルー、ミラティブ、ファストドクター、グラシアなどがある。
Twitter: @s1kun
■一般社団法人ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン(LINK-J) 概要
三井不動産株式会社とアカデミア有志が中心となって設立した一般社団法人。医薬関連企業が集積する日本橋エリアを拠点に、産官学連携によるライフサイエンス領域でのオープンイノベーションを促進し、新産業創造を支援することを目的としている。医学をはじめ、理学や工学、ICT や 人工知能といった新たなテクロノジーなど、あらゆる科学の複合領域であるライフサイエンス領域において、分野を超えた内外の人的交流・技術交流を進めている。
https://www.link-j.org/
■株式会社日本医療機器開発機構(JOMDD) 概要
日本のアカデミアや企業等と連携し、医療系スタートアップ支援や医療機器製品等を事業化する国内初のインキュベーター。世界で広く利用される国産製品を育てるべく、日本医師会や地方自治体との連携や企業向けにコンサルティングを実施するなどしている。主なポートフォリオには、㈱エクスメディオ(㈱マイナビへ2019年4月にExit)や2018年10月に約20億円を調達した㈱メルティンMMI、2020年5月に約16.5億円を調達したシンクサイト㈱がある。また、米国拠点も活用しながらこれまでに世界約40カ国で医療機器代理店契約を締結するなど、医療機器等の海外展開でも実績を有している。
■MedVenture Partners 株式会社 概要
日米、特にシリコンバレーでの豊富な医療機器ベンチャーへの投資実績及びインキュベーション経験、日本の臨床現場・医学研究の経験およびグローバルネットワークを通じて、日本における医療機器のインキュベーション環境と日本の医療機器の産業基盤の発展に貢献するべく、医療機器を中心とするライフサイエンス分野へのシードからアーリーステージに投資をしている。1号ファンドからは、Biomedical Solutions社、Arrinex社等、既に4件の成功事例を生み出している。
http://www.medvp.co.jp/
■US-Japan Medtech Frontiers(USJMF) 概要
シリコンバレーを拠点とする非営利組織であり、医療機器イノベーションのために最良の方法を共有し、米国と日本医療機器機構の間のネットワーク形成や協力を推進することを目標としている。
https://www.usjmf.net/
■問い合わせ先■
本リリースに関するお問い合わせは
JOMDD(株式会社日本医療機器開発機構)広報担当:高畑
TEL:03-6262-3322、FAX:03-6262-3022、MAIL:info@jomdd.com