株式会社日本医療機器開発機構(代表取締役社長:内田毅彦、本社:東京都中央区、以下「JOMDD」)と三菱UFJキャピタル株式会社(代表取締役社長:半田宗樹、本社:東京都中央区、以下「MUCAP」)は、医療機器分野でのスタートアップ投資において業務提携を開始しましたので、お知らせいたします。
近年、世界的に高齢化が進み、老化や生活習慣に起因する疾病の患者が世界的に増えています。それに伴って各国の医療費への負担も増大しており、医療経済性に優れた先進医療が求められています。医療機器分野においても、疾患の早期発見から、患者負担の少ない治療、治療後の効率的な管理等、高度医療や効率的なヘルスケアを実現するための新しい医療機器へのニーズが高まっています。
こうした中、JOMDDとMUCAPは、今回の業務提携を通じて革新的な医療機器開発を行うスタートアップ企業の成長支援のために相互に協力いたします。具体的にはJOMDDが医療現場、大学、研究所等からの新規医療機器シーズを発掘し、MUCAPはJOMDDと連携して協調投資や実務支援などの協業を行います。ともに経営指導、情報提供及びその他の必要な支援を行いながら、企業成長をサポートいたします。本業務提携を通じてJOMDDとMUCAPは日本医療機器産業のエコシステムをより活性化し、革新的な医療機器の社会実装に貢献していきます。
<JOMDDについて>
日本のアカデミアや企業等と連携し、医療系スタートアップ支援や医療機器製品等を事業化する国内初のインキュベーターです。世界で多く利用される国産製品を育てるために、複数の大学や日本医師会との連携の他、神奈川県や神戸市等の地方自治体の事業を受託、あるいは企業向けにコンサルティングを実施するなどしています。これまでに世界約40カ国で医療機器代理店契約を締結するなど、医療機器等の海外展開でも実績を有しています。
<MUCAPについて>
MUCAPは、1974年に設立以来、三菱UFJフィナンシャル・グループのベンチャーキャピタルとして業界をリードするオンリーワンのノウハウを提供し、幅広い業種に対する投資を行っています。IPOを実現されたお客さまは、幅広い業種にわたる累計850社超と、業界トップクラスの実績を有しております。創薬等のライフサイエンス分野においては、2017年2月に三菱UFJライフサイエンス1号投資事業有限責任組合、本年2月に三菱UFJライフサイエンス2号投資事業有限責任組合を組成し、バイオ分野のスタートアップ企業への投資に留まらず、医療機器関連スタートアップ企業への投資にも注力しています。
以 上
本件に対するお問い合わせ
JOMDD 広報担当高畑 TEL:03-6262-3322、FAX:03-6262-3022、MAIL:info@jomdd.com
三菱UFJキャピタル株式会社 企画部 TEL:03-5205-8581