2017.01.04

年頭のご挨拶

 代表の内田でございます。皆様、新年明けましておめでとうございます。
 旧年中は大変お世話になりまして誠に有難うございました。

 2017年最初のブログに先立ち、年頭のご挨拶をさせて頂ければと思います。
 2016年は、前年に大型調達を行い、成長のための基盤を整える一年でした。お陰様で様々な成果を得ることができました。
 4月には国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下「NEDO」)が実施する研究開発型ベンチャー支援事業の認定VCに選ばれました。
 7月には弊社が出資させて頂いている株式会社P・マインドによる医療機器開発事業が国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の「医工連携事業化推進事業(実証事業)」に採択されました。
 8月には弊社が出資させて頂いている株式会社アドバンスドレーザーテクノロジー社の医療機器開発事業がNEDOの平成28年度研究開発型ベンチャー支援事業(シード期の研究開発型ベンチャー支援制度)に採択されました。
 10月には医療機器開発における学校法人慶應義塾との業務提携を発表させて頂きました。
 同月、弊社事業化1号案件である「大動脈弁再建術用サイザーキット事業」にかかる大動脈弁再建術(尾﨑法)の演題が欧州胸部心臓外科学会においてTechno-college sessionに選ばれました。このセッションに選ばれることはこの領域ではとても権威のあることだといわれています。欧米でこの手技を実施する医療機関数が伸びてきた一年でもありました。当該医療イノベーションが世界で認められつつあることを実感できました。
 その他にも、日本医師会と関東経済産業局が主催する医療機器セミナーを事務局として全国5ヶ所で実施させて頂く活動もありました。このように業務提携・資本提携などを通じ、様々な形で内外の関係機関と協調しながらインキュベーション事業を進めることができました。関係者の皆様には心より御礼申し上げます。

 2013年から本格的に医療機器インキュベーション事業を開始して以来、今年は5年目です。まだ始めたばかりだからとは言っていらない時期になって参りました。お陰様で優秀なスタッフにも恵まれ、体制は整いつつあります。今年はこれまで以上に結果にこだわって、目に見える成果を皆様にお知らせできるよう、スタッフ皆で頑張って参りたいと思います。まだまだ至らない点もあろうかと存じますが、本年もご指導、ご鞭撻の程、何卒よろしくお願い致します。
 本年が皆様に取っても素晴らしい一年になりますことを心からご祈念申し上げます。

平成29年正月
代表取締役 内田 毅彦 拝