この度、弊社が事業化支援を行い、日米にて医療機器承認を取得した「大動脈弁再建術に使用するサイザーセット(OZAKI VRec サイザー™/OZAKI VRecS™)、以下サイザーセット」を利用して行われる自己心膜を用いた大動脈弁再建術(AVRec尾﨑法)が、韓国の中核病院であるAsan Medical Center 心臓外科のLee Jae Won主任教授の協力のもと、韓国にて初めて実施され、無事成功致しました。
※今回の手術は、AVRec尾﨑法の開発者である東邦大学医療センター大橋病院 尾崎重之教授及び弊社メディカルディレクターの小林が訪韓中(2015/1/13-15)に実施されたものです。
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この他にもソウル大学等の現地病院からも高い関心をよせられていることから、弊社では、AVRec尾﨑法を韓国における大動脈弁手術の新しいデファクトスタンダードに育てるべく引き続き尽力すると共に、今後も同様に日本発の医療機器イノベーションを実現させることで、医療機器産業の発展・世界各地の患者様への貢献に努めてまいります。
■Asan Medical Center(アサンメディカルセンター)
韓国の中核病院の1つであり、病床数約2700、年間の手術件数は5万件以上という世界でも有数の大規模病院。
特に心疾患及び臓器移植の分野では高い技術力を有しており、韓国にて症例数の多い上位 30 疾病中、15 疾病において最大の症例数を誇る。
病床数が多いことから大規模な臨床試験を迅速に実施することが可能となっており、製薬会社及び医療機器メーカーと連携した新規の医薬品や医療機器の開発にも積極的に着手し実績を積み重ねている。
http://eng.amc.seoul.kr/